引っ越しの達人

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引っ越し当日の流れ

 引っ越し当日は、とにかく忙しいものです。引っ越しの前日は、当日にあわてないように事前に段取りの確認、引っ越し業者の電話番号も携帯電話に登録しておき、携帯電話をしっかり充電しておくと、いざというときの備えになります。また、頻繁に電話する可能性があったり、デジカメ代わりに使ったりすることもあるので、充電器は手荷物にしておくと良いでしょう。そしていよいよ引っ越しのスタートです。
 引っ越し業者が来る前に、余裕を持って食事や身支度を済ませ、貴重品や引っ越し業者にではなく自分で持っていくものをまとめておきます。そして引っ越し業者が到着したら、まずは打ち合わせを行います。荷物の運び出しは、基本的には手伝う必要はありませんので、その間は掃除をしたりして、なるべく邪魔にならないようにしたほうが良いでしょう。荷物の運び出しが終わったら、忘れ物がないか全ての部屋をもう一度確認します。また、賃貸に住んでいた場合は、引っ越しが終わったら部屋の引渡しが必要です。
 新居に荷物が届いたら、今度は運び入れ作業です。ですがその前にやっておきたいのは、新居の掃除。バルサンなど、荷解きをしてからでは面倒な防虫対策をやっておくと安心です。掃除は、荷物を入れてしまうとできない場所、例えば冷蔵庫の後ろになる部分や、家具の下や後ろになってしまう場所、そしてクローゼットや押入れなどの収納場所からやっておくといいですよ。その他の場所は、引っ越し作業をしながら掃除しても遅くはありませんから。荷物の運び入れは、引っ越し業者のスタッフに指示できる場所で、掃除をしたり、運び入れた家具や割れ物に、傷や破損がないか確認したりします。もしも傷や破損などがあれば、その場でスタッフに確認してもらい、デジカメで写真を取っておきます。スタッフは荷物の補償については権限がないことがほとんどですので、その場で補償の約束はしてくれません。きちんと証拠を取っておきましょう。通常荷物などの破損は、3ヶ月以内に申し立てることができますが、どこで傷が付いたのか証明が難しいこともあります。引っ越し当日に確認するのがもっとも良いというのは、言うまでもありません。
 荷物を運び入れたら、すぐに使うものから開梱していきます。この、すぐに「必要なもの」に限っては使う場所ごとに分けるのではなく、すぐに使うものだけをつめた荷物にしておくといいですよ。具体的にはその日の夜に使う入浴セットや一日分の着替えや寝巻きなどです。

 
 
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